2004年09月16日(木) 00時00分
県立中央病院内 携帯電話を解禁(朝日新聞・)
患者のストレス解消などで 県立中央病院(出雲市姫原4丁目)は15日、これまで全面禁止としていた院内の携帯電話の使用を、一部の区域を除いて使用可能にした。患者の要望や携帯電話の電波が医療機器に及ぼす影響などを調査した結果などから解禁した。
同病院によると、入院患者のストレス解消や、外来患者の待ち時間の充実などがねらい。携帯電話を医療機器に数十㌢まで近づけ、メールや通話をして調べたところ異常がみられず、昨年から解禁している九州大学病院(福岡市)でも同じような報告があることなどから、50センチ以上離せば問題ないと判断したという。
使用に当たり、院内を三つの区域に分けた。集中治療室(ICU)やX線撮影室など、重症患者がいる所や特殊な機器を使用する場所では、これまで通り電源を切ってもらい使用禁止とした。診察室、採血処理室などでは着信音は切ってもらい、メール送受信のみで会話は不可とした。それ以外の食堂や待合室、休憩所などでは、原則として使用を許可する。
病室では着信音を切り、メールの送受信を可能とし会話は禁止。しかし、病室を出ることができない患者が会話をしたい時は看護師と相談してもらうという。
(9/16)
http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=4459
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