2004年09月16日(木) 00時00分

県農薬使用マニュアル誤記載で高濃度指示も（朝日新聞・）

　　県村山農業改良普及センターが今年４月に作った農薬使用マニュアルで、数種類の農薬の希釈倍率について誤記載があったことが１５日分かった。この結果、通常の基準よりも高濃度の農薬の使用を指示したものもあり、県は使用実態の確認を急ぎ、農家への出荷自粛要請も検討している。

　　誤記載があったマニュアルは「標準防除基準」で、例えば殺菌剤「ロブラール」という農薬の場合、ネギに使う時は、水で千倍に希釈すべきところを４００倍と記載していたという。

　　同センターによれば、マニュアルは無登録農薬問題の反省を受けて今年初めて作ったもので、ナスやキュウリなど十数種類の野菜に使う農薬の使い方を解説しているという。主に直売に取り組む農家グループの研修会で配ったという。（9/16）

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5762