2004年09月15日(水) 18時54分
「ワックス5年不要」ダメ 虚偽表示と東京地裁(共同通信)
自動車用コーティング剤の販売会社、中央自動車工業(大阪市)が「5年間完全ノーワックス」と虚偽の広告表示をしたためワックスの売り上げが減少した、としてワックス製造会社ウイルソン(東京)が表示の禁止と1億1000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日、表示禁止と1000万円の支払いを命じた。
飯村敏明裁判長は判決理由で「実験結果では約7カ月後に光沢が半分程度低下しており、新車時の光沢を5年間維持する効果はない」と指摘。「誤解した消費者がワックスの購入を控えることもあり得る」と判断した。
問題になったのは中央自動車工業が販売する「CPCペイントシーラント」のカタログ表示。
(共同通信) - 9月15日18時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000176-kyodo-soci