2004年09月14日(火) 00時00分
温泉無許可利用 鳥羽27業者に説明会(朝日新聞・)
県の利用許可を受けずに県内38施設が温泉を利用していた問題で、県南勢志摩県民局は13日、鳥羽市内の旅館で、利用許可申請手続きの説明会を開いた。対象施設のほか、新たに利用を計画している施設も含め、市内の27業者が出席した。県は「秋の行楽シーズンに万全を期すため」と、猶予期間として24日までの申請を求め、申請しない場合、それ以降は温泉を使用しないよう指導した。
県の調査によると、無許可は同局管内で34施設を数え、大半を占めた。このうち鳥羽市内は28施設で、すべて源泉を持ち込む「運び湯」だった。調査時に温泉法を知らなかった業者が多い。14日には志摩、度会両郡の6業者を対象に阿児町で説明会を開く。
県は違反業者に始末書の提出も求めた。これについて、中川和俊・県自然環境室長は「利用許可の要件ではないが、違反を素直に認めるか、悪質か判断する材料にする」と話した。
(9/14)
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=6420
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