2004年09月13日(月) 23時01分
国内12頭目のBSE=生後62カ月ホルスタイン−熊本で生産・専門家会議(時事通信)
厚生労働省が実施しているBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で、熊本県の生後62カ月の雌牛が13日、BSEと確認された。国内でのBSE感染牛の発生は、3月に初めて死亡牛で確認されて以来で12頭目。同日、持ち回りで開催された専門家会議で、BSEと確定診断された。
厚労省によると、この牛は生後62カ月のホルスタイン種の雌牛で、熊本県泗水町で生まれ、飼育された。10日に出荷される際の1次検査で陽性となり、国立感染症研究所が13日、確度の高い「ウエスタンブロット法」などで確定検査した。肉や内臓は焼却処分され、市場には流通しない。
(時事通信) - 9月13日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040913-00000918-jij-soci