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2004年09月12日(日) 03時09分

バンコク−シンガポール便“32円” 格安航空券、東南アで競争過熱産経新聞

 【シンガポール=藤本欣也】東南アジアで航空券の価格競争が激化している。マレーシアの格安航空会社エア・アジア傘下のタイ・エアアジアは、バンコク−シンガポール便の一部を片道〇・四九シンガポールドル(約三十二円)で発売。シンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズが同路線の一部で売り出した一シンガポールドル(約六十五円)に対抗した。
 タイ・エアアジアが売り出したのは、十五日以降出発の航空券で限定五千枚。九日から発売を開始して、すでに完売状態という。
 一方、十五日から運航を始めるタイガー・エアウェイズの方は、八月末、シンガポールとタイのバンコク、プーケット、ハジャイをそれぞれ結ぶ三路線で、一部の航空券を片道一シンガポールドルで販売。千七百枚の限定だったが、二日で完売する人気をみせた。
 通常、シンガポール−バンコク便は往復約三百シンガポールドル(約一万九千五百円)程度で販売されている。“超格安”ではもちろん採算はとれないが、「格安航空ならA社というイメージを獲得できれば効果は計り知れない。それが格安戦争の勝敗の分かれ目となる」(シンガポールの旅行代理店)という。
 一シンガポールドルチケットを売り尽くしたタイガー・エアウェイズは現在、シンガポール−バンコク便の一部を片道四十シンガポールドル(約二千六百円)で販売している。これに対し、タイ・エアアジアは十月以降、やはり半値以下の十九・九九シンガポールドル(約千二百九十九円)で勝負する構えだ。
(産経新聞) - 9月12日3時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040912-00000013-san-bus_all