2004年09月10日(金) 00時00分
賞味期限切れ牛乳が給食に 新庄の中学(朝日新聞・)
新庄市の中学校で7月9日の給食時に配られた牛乳パックのうち、三つが2カ月以上も前に賞味期限が切れていたことが明らかになった。口をつけた3人の体調に異常はなかったが、混入原因は不明で、最上保健所などは学校側と運送会社などに配達時に日付などを点検するよう指導した。
市教委などによると、3年生3人が200ミリリトルの紙パック入り牛乳をストローで飲んだところ、変な味がするのに気づいた。中身がヨーグルト状になっていた。賞味期限は一つは4月28日、二つは同29日。3人は別のクラスで、ほかの生徒に配られた牛乳は賞味期限内だった。
通常は、県内のメーカーが前日に製造した牛乳を運送業者が保冷車で受け取り、翌日に各校に配達する。この中学でも、先生が午前中に受け取って校内の保冷庫に施錠して保管していた。
保健所が製造元、運送会社、学校側に立ち入り調査をしたが、原因は分からなかった。再発防止のため、配達後に残った牛乳は必ず製造元に戻すことも指導した。
(9/10)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5738
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