2004年09月10日(金) 20時41分
28施設で不適切表示の疑い/宮城県の温泉調査(四国新聞)
宮城県は10日、県内の温泉地などの旅館や日帰り入浴施設を対象とした温泉実態調査の中間結果を発表した。計28施設で温泉利用を誤認させる表示や一部の浴槽で利用許可を受けていないケースがあった。
調査対象は430施設で、8月27日から調査を開始。調査を終えた395施設について結果を公表した。
中間結果によると入浴施設に井戸水を使用、この水の成分分析表を館内に掲示するなど、温泉を使っていると誤解させる表示があったのは24施設。温泉利用許可を得ずに温泉を使っていた浴槽がある施設は鳴子町の温泉旅館2軒を含め4施設あった。
県は、適正な対応を取るように施設を指導するとともに、景品表示法が禁止する不当表示に当たらないか精査している。今月中に最終報告をまとめる。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.asp?id=20040910000511