2004年09月10日(金) 18時01分
消火器トラブル、全国で１２６０件＝注意を呼び掛け−総務省消防庁（時事通信）
消火器の点検業者になりすまし、契約書であることを隠してサインさせ、その後薬剤の詰め替え代金などとして高額請求する−。消火器の販売や点検をめぐる悪質業者とのトラブルが、２００３年に全国で１２６０件発生したことが１０日、総務省消防庁の調査で分かった。請求総額は１億９３１６万４８０円に上る。
同庁によると、トラブル１件あたり、平均で約９．２本の消火器が利用され、約１５万３３０１円の請求を受けた計算になる。３０本の点検で３１５万５１５７円の請求を受けたケースもあった。消火器は新規購入しても１本あたり１万〜２万円程度で、同庁は「みだりにサインをしない」などと、注意を呼び掛けている。
（時事通信） - 9月10日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040910-00000440-jij-soci