2004年09月09日(木) 23時47分
バス座席倒れリコールへ 交換費用、三菱側負担(共同通信)
三菱ふそうトラック・バスは9日、隠ぺいや放置していた欠陥、不具合47件のうち、中、大型バスの非常口横の座席が急ブレーキの際に倒れる不具合を、リコールに準じた改善対策からリコールに格上げすると発表した。
クラッチハウジングの破断や亀裂では、過去にユーザー負担で交換していた費用を三菱ふそうが負担することを決めた。
座席倒れでは、2001年から02年にかけて兵庫県などで乗客がけがをする事故が5件起きていた。2週間以内に国土交通省に届ける。対象は約5万2000台(1974−2004年生産)。
ほかに未届けだった中型のトラック、バスのベアリング焼き付きによる火災の恐れなど4件の欠陥も、2週間以内にリコールを届ける予定。8月3日、東北自動車道鹿沼インターチェンジ付近でトラックから出火するなど、リコールが遅れる間に3県で火災が相次いだ。
(共同通信) - 9月9日23時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000266-kyodo-bus_all