2004年09月09日(木) 17時21分
台風１８号 被災につけこむ詐欺商法に注意−−県警が呼びかけ ／広島（毎日新聞）
台風で被災した家屋を無料で点検するなどといって訪れ、補修金名目で高額な工事代を要求する訪問業者が出没する恐れがあるとして、県警は８日、県内の医療機関や老人クラブなどを通じて市民に注意を呼びかけた。
県警減らそう犯罪推進室によると、０１年３月の芸予地震の直後、「屋根や水道管を無料点検する」「壁にひびが入っている。放っておくと家が倒れる」などと言葉巧みにだまし、多額の工事代を請求する業者が現れ、県警生活環境課に４件の被害相談があったという。
独居高齢者の被害が多い。同室は、契約書をよく読んで工事内容を吟味する▽１人で契約せず、家族などに相談して決める——などを呼びかけている。契約後に不審に感じれば、クーリングオフ（訪問販売の場合、契約後８日以内なら解約できる）制度が活用できるという。【田中博子】
９月９日朝刊
（毎日新聞） - 9月9日17時21分更新
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