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埼玉県南東部で７日、警察官を装った「おれおれ詐欺」が３件相次ぎ、主婦らが現金計１１６７万円をだまし取られた。同県警で関連などを調べている。被害に遭ったのは、さいたま市北区のパート女性（４５）と、蓮田市の主婦（５７）、越谷市の塾講師女性（３３）の３人。
さいたま市の女性は、同日午後１時１０分ごろ、自宅にいたところ、実在しない「さいたま署」の署員を名乗る男から「ご主人が交通事故を起こして、相手の妊婦が重傷で、示談金を支払わないと留置されてしまう」などと電話を受け、指定された銀行口座に２回にわけて６４７万円を振り込んだ。直後に、夫に電話で確認してだまされたことに気づいたが、既に５１７万円が引き落とされていた。蓮田市の主婦、越谷市の塾講師女性宅には、同日午後１時半から同３時ごろにかけて「ご主人が交通事故を起こした」などとうその電話があり、計６５０万円を振り込み、だまし取られたという。