悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
人気野球漫画「あぶさん」(水島新司作)に、キャラクターとして出られる作品登場権が、インターネットのヤフーオークションに出品されたものの、2000万円を超える高額になったため、取り下げられていたことが8日、わかった。
漫画家による任意団体「マンガジャパン」(水島新司代表)は先月30日〜今月6日に、名前と写真を送れば「あぶさん」にキャラクターとして取り上げられる権利を出品した。水島プロによると、開始の入札額は1000円で、想定額は20万〜30万円だったが、初日から100万円を超えた。その後、高騰し続けて6日には、2001万8千余円にまでつり上がり、急きょ中止した。申し込みは1000件以上あったという。
マンガジャパンは「水島先生の想定した価格を超えたため、残念だが、オークションをやめた」としている。
マンガジャパンでは約1年前から、同団体のHPへのアクセス件数を増やすため「あぶさん」登場権の出品を計画したという。
「あぶさん」は当時の南海ホークスがパ・リーグ優勝した73年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)に連載中だ。(09/08 16:56)