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同システムは、学校側が警察や地域住民から電話やファクスで「凶器を持った不審者がいる」「駅前で変質者がいる」などの情報を受け取り、必要な情報を精査した上で、事前に登録した保護者へメールを一斉送信する。保護者はこの情報をもとに、通学前の生徒へ注意を促したり、下校時に子どもを迎えに行く。
同高図書科主任の兼房一浩教諭(39)の発案という。素早く情報を伝えるため、手元で電子メールが読める携帯電話を主眼にしたシステムだが、パソコンでも受信できる。
同校は昨年度から中高一貫校となり、中学校の学区が全県一区と広域になったため、PTAの役員会などで通学時の安全確保が求められていた。
現在は中学・高校の生徒960人のうち1割強にあたる105人の保護者が登録。7月下旬の運用開始から3回ほど不審者情報を送信した。いずれも伝達は円滑に進み、大事には至らなかった。
同高の今西直隆教頭(52)は「台風や地震などの災害情報を伝えるシステムに発展させるアイデアもある」としており、多様な活用方法を模索していくという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20040908/lcl_____sga_____000.shtml