2004年09月07日(火) 00時00分
県、下部温泉の旅館組合に井戸水使用聴取(朝日新聞・)
下部温泉の旅館10軒が温泉と認められていない井戸水を利用していた問題で、県は6日、下部町役場で10軒が加盟する下部旅館振興協同組合(石部元章理事長)と町に対し、井戸水利用の説明を求めた。聴取後に、県森林環境部の中川洋次長は「温泉法に対する経営者の認識不足を感じた」と述べた。
話し合いには土橋金六町長も出席した。県は、10軒が温泉法で定められた温泉利用許可を取っていなかった事情や共同の井戸を掘った経緯、改善策について、組合幹部に聴いた。また10軒のうち独自に井戸を掘っていた1軒を呼び事情を聴いた。
共同の井戸については、県衛生公害研究所で分析する予定。温泉と分かれば利用許可をとる必要があり、温泉でなければ不当表示を禁じた景品表示法違反にあたる疑いがある。
県では温泉利用許可や適正な表示などについて書いたパンフレットを作成し、温泉に配布する方針だ。
(9/7)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7701
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