2004年09月07日(火) 00時00分
7施設、無許可使用か 県温泉調査(朝日新聞・)
県が行っている旅館などの温泉実態調査について、浅野知事は6日の記者会見で、3日までに対象の9割を調査を終え、無許可で温泉を使用している疑いのある施設が7施設見つかったことを明らかにした。いずれも温泉法での基準を満たしているにもかかわらず、許可を取らずに使用しているケースという。
県薬務課によると、問題は、7施設内にある一部の浴槽に限られているとされ、「悪質性はみられない」という。ただ、県は7施設について、10日までに、温泉法に基づいて温泉監視員による立ち入り調査をし、事実関係を再調査する方針。
温泉に関する表示の問題では、さきに仙台市が紛らわしい表示をしていた9施設を公表したが、これ以外にも、温泉ではないのにパンフレットで温泉と思わせるような表現をしているなどのケースがあったという。県は、景品表示法に基づき、誤解を招かないよう修正を求めていく方針。
同課によると、対象となる426施設のうち、3日までに395施設の調査を終了。月末までに違反の疑いがある施設への指導を済ませ、悪質なケースについては公表する予定。
(9/7)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=5708
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