2004年09月07日(火) 00時00分

不法投棄通報に協力 県森林施業協ステッカーでＰＲ （中日新聞）

　山仕事に従事する企業三十一社でつくる県森林施業協議会（清水正夫会長）が、廃棄物の不法投棄の監視や、市町村への通報協力を始めた。

　岐阜市の大量不法投棄事件をきっかけに、「再発防止の役に立てれば」と県に協力を申し出た。

　協議会は、青地に黄色の文字で「ごみの不法投棄を撲滅しよう」と書かれた長さ約六十センチのステッカーを自前で作り、加盟各社に三枚ずつ配布した。各社は作業用の車に張って、県内各地の山林に入っている。県不適正処理対策室は「大変ありがたい。県の現地機関や市町村に周知し、通報があれば素早く確認調査して不法投棄を防ぎたい」としている。

　県内では、二〇〇〇年に郵便局と市町村、〇一年に森林組合と市町村の間で、同様の通報協力体制を築いている。　（小沢伸介）

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20040907/lcl_____gif_____008.shtml