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調べによると、上田容疑者は3月初めごろ、一井容疑者にジャイアントパンダの剥製(約1.1メートル)を数十万円で譲渡。同容疑者は4月、別の知人=同法違反容疑で書類送検=に依頼し、ネットオークションに「入札開始 価格800万円 日中友好の証しとして中国より送られました」などの説明文と写真を掲載した疑い。
上田容疑者は約20年前に、金を貸していた業者から「借金のカタ」として剥製を入手。金がほしくなって、一井容疑者に売ったという。同署はこの業者が剥製を手に入れた経緯を調べている。
上田容疑者は以前、大阪府内でラブホテルを経営していたことがあり、そこにパンダの剥製を飾っていたこともあったという。
ジャイアントパンダは絶滅の恐れのある野生動植物として学術目的などを除いて取引が禁じられており、譲渡には環境相の許可が必要になる。
同署は3月、環境省から剥製が出品されているとの連絡を受け、捜査していた。
ZAKZAK 2004/09/06