悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
中間取りまとめは、これまで国内の三百五十万頭を検査したうち、感染が確認された最も若い牛でも生後二十一カ月で、脳にたまっていた病原体の量も通常の感染牛に比べてごくわずかだったことを理由に、「生後二十カ月以下の感染牛を発見することは困難」と全頭検査の限界を認定。
その上で、(1)すべての牛の脳や脊髄(せきずい)など危険部位を継続的に除去する(2)検査技術の進展に応じて評価をやり直す−を条件として、全頭検査の基準緩和を容認している。
会合では、全頭検査の基準緩和を生後二十カ月以下で線引きすることについて特に異論は出なかった。ただ、調査会メンバーからは、議論が日米協議の進展とリンクしている印象を与えることへの不満も出ている。このため、最終的に報告書が中間取りまとめのままとなるかどうかについては疑問も残る。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040906/eve_____sei_____003.shtml