2004年09月03日(金) 02時57分
恐喝のプロが伝授「オレオレ中野学校」 被害360万円 「生徒」ら22人逮捕(産経新聞)
暴力団員からオレオレ恐喝や詐欺の手口を学び、恐喝や詐欺を繰り返していたとして、警視庁捜査一課と蒲田署などは恐喝や詐欺の疑いなどで横浜市戸塚区柏尾町、無職、小林司容疑者(二一)ら無職の男女十一人と、少年少女十一人の計二十二人を逮捕した。
暴力団員は東京都中野区内のマンションの一室で通称「オレオレ中野学校」を開き、オレオレ恐喝や詐欺を指導。授業料として被害金を受け取っていた。暴力団員は行方をくらまし、同課などで行方を追っている。
小林容疑者らのグループは横浜市内の中学校を卒業した暴走族仲間。少年二人を「オレオレ中野学校」で学ばせ、東京、千葉などで三十六件の犯行を重ねていた。被害総額は約三千六百万円にのぼるという。
調べでは、小林容疑者らは昨年十二月一日午前、東京都中央区銀座の無職女性(五八)方に娘や金融機関の社員を装い「ホストクラブで二百万円の借金ができた」「金を振り込まないと北海道の風俗に連れていく」などと脅し、女性に約二百万円を振りこませた疑い。
(産経新聞) - 9月3日2時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000022-san-soci