悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
NHKでは、番組制作局の元チーフプロデューサーによる制作費着服が表面化して以降、不祥事発覚が相次ぎ、海老沢会長は九日に衆院総務委員会に参考人招致されることが決まっている。また海老沢会長は一連の不祥事について十一日の放送で視聴者に謝罪する。
新たに発表された着服の手口は、取引銀行の通帳改ざんや受信料の着服などだったが、詳しい状況は明らかにしなかった。また職員の氏名や所属については「過去の事案で、全額弁済されている。プライバシーの問題もある」と明かさなかった。今後、公金にかかわる不正事案は、氏名なども含め発表する方針に変更するという。
NHKでは再発防止に向けて業務総点検を進めているが、「現在のところ、新たな不正は見つかっていない」と話し、「私自身、先頭に立って再発防止に取り組む」と、引き続き会長にとどまる意向を示した。
また、元プロデューサーの着服額がNHKが公表した約四千八百万円を上回るとの報道があったことに対して海老沢会長は、「関係者の話があいまいで、不自然。告訴状を出しているので、警察の捜査に委ねたい。資料も提出してしまった」と説明し、内部調査には限界があると強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040903/mng_____sya_____009.shtml