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「目元ぱっちり」のはずが、かぶれて真っ赤に——。薬剤でまつ毛をカールさせる「まつ毛パーマ」で、目やまぶたに炎症などを起こす例が相次いでいることが、国民生活センターの調査でわかった。「安全上の問題がある。異常があればすぐ医療機関へ」と呼びかけている。
同センターには94年度以降、まつ毛パーマに関するトラブルが155件寄せられ、昨年度は36件あった。約半数が20代女性だった。「液が入って目が赤くなり、周りの皮膚もただれて治療に3週間」「目の痛みを訴えたら、こすられ、角膜が傷つき1カ月以上通院」「まつ毛が抜けた」などの内容だ。
そのため、「まつ毛専用」として出回っているパーマ液を分析した結果、「目に入ると危険」と明示されている頭髪用とほぼ同じ成分だったという。
同センターはパーマ液をまつ毛に使わないよう、エステサロンや美容室の業界団体に要望し、厚労省に対しては、現在規制されていない「まつ毛パーマ液」の安全性を確かめ、監視を徹底するよう求めている。
(09/03 23:36)