2004年09月03日(金) 11時13分
「架空請求」に注意を−県食品・生活相談センター(奈良新聞)
県食品・生活相談センターは、債権回収会社の名前をかたり一方的に請求書を送り着けるいわゆる、架空請求、、の相談が急増しているため、6日から「架空請求110番」の専用電話を開設する。京都府に次いで全国2番目。
同センターと県葛城保健所内の相談窓口が受け付けた架空請求についての相談は昨年度4314件に達し、本年度は4〜7月で前年同期比3.28倍の3001件に上った。
同センターによると、架空請求の典型的なパターンのはがきや文書は、電子消費料金について契約会社や回収業者から請求の委託を受けている—として請求金額や支払いについて電話をかけさせる内容。一度支払うと請求が後を絶たない。
同センターは「とにかく無視すること。決して相手先には連絡をしない。家族にも呼び掛けて徹底する」とアドバイス。注意を呼びかけるちらし1万枚を作製。街頭キャンペーンも予定している。
架空請求110番は電話0742(25)0222。平日午前9時から午後4時まで。
(奈良新聞) - 9月3日11時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000007-nara-l29