2004年09月02日(木) 12時57分
「おれおれ学校」で手口学んだ22人、3600万恐喝(読売新聞)
警視庁捜査1課は2日、子供を監禁しているなどと偽って現金を脅し取る「おれおれ恐喝」を繰り返していたとして、横浜市戸塚区柏尾町、無職小林司被告(21)(恐喝罪で起訴済み)ら、少年11人を含む計22人(うち女2人)を恐喝容疑などで逮捕したと発表した。
調べによると、小林被告や仲間の女(19)らは昨年12月1日昼、東京都中央区の無職女性(58)宅に、女性の娘を装って「ホストクラブで200万円の借金を作ってしまった」と電話。金融会社の社員を装った小林被告が「金を振り込まないと娘を北海道の風俗店で働かせる」などと脅し、現金200万円余を銀行口座に振り込ませるなどした疑い。
恐喝グループのメンバーの大半は、同じ横浜市立中の卒業生。電話帳に掲載されている人に次々と電話をかけ、同様の手口で、昨年12月から今年3月までに計約3600万円を脅し取るなどしていた。
グループは、中野区で暴力団関係者が開設していた通称「おれおれ中野学校」で、恐喝や詐欺の手口を学んでいたと供述しているという。
(読売新聞) - 9月2日12時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000406-yom-soci