2004年09月02日(木) 19時29分
日本初の自動車品質調査、トップはトヨタ(読売新聞)
米調査会社の日本法人である「JDパワー アジア・パシフィック」は2日、日本で初めて実施した自動車(軽自動車を除く)の品質調査結果のランキングを発表した。
2000—2002年の3年間に新車を購入した約1万8000人を対象に車の品質に関してアンケートしたもので、最も不満が少なかったのは、トヨタ自動車だった。
ランキングは、国内6、海外3の主要9社が対象で、購入年別に順位を出した。第1位は3年ともトヨタだった。第2位は2000年と2001年が日産自動車で、2002年はホンダだった。
リコール隠しが発覚した三菱自動車は、3年間の順位が5—7位で、2001年と2002年は国内メーカーで最下位だった。一方、全体の最下位は、2000年がフォルクスワーゲン、2001年と2002年がメルセデス・ベンツと、いずれもドイツメーカーだった。
調査は、購入後に起きた故障などの問題点を調べ、新車100台あたりの不満件数を指数で評価した。輸入車が最下位を占めた理由について、JDパワーは「購入前の期待が高く、購入後とのギャップが大きいためもある」と分析している。
(読売新聞) - 9月2日19時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000211-yom-bus_all