2004年08月31日(火) 00時00分
温泉まがい表示十数件(朝日新聞・)
県、公取委と対応を協議 温泉施設ではないにもかかわらず、温泉と取られかねない紛らわしい表示をしているところが十数施設あることが分かり、県は30日までに景品表示法違反の疑いで公正取引委員会と協議に入った。水道水を鉱石に通して温泉と似たような効用があると「人工温泉」とするなどのケース。県は「いずれも明確な違反とはいえない」としているが、公取委が不当と判断すれば、行政指導もあり得るという。
県生活安全調整課などによると、16〜20日にかけて、温泉利用許可を得ていない旅館など500〜600施設を調査したところ、温泉と取られかねない表示が十数件あったという。温泉施設ではないのに、電話帳の温泉施設の欄や温泉観光マップに掲載されていたなどの表示もあったという。ただ、いずれも明確な違反とは言えないため、公取委と協議している。
温泉利用許可を得ている562施設については、県環境保護課が温泉利用状況調査をし、入浴剤の使用の有無などに問題はなかったと、すでに公表済み。その後、回答があった残りの13施設についても同日、問題がなかったと発表した。
(8/31)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5689
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