2004年08月31日(火) 20時49分
外為証拠金詐欺で逮捕 ファーストクラブ元会長（共同通信）
外国為替証拠金取引仲介業者「ファーストクラブ」が取引を装い顧客から現金をだまし取った事件で、福岡県警生活経済課などは３１日、詐欺の疑いで、同社の元会長山田恵男（６２）、元専務長尾和久（５３）の両容疑者を逮捕。同容疑で元社員６人を再逮捕した。
調べでは、山田容疑者らは２００１年１２月から０２年１０月にかけて、福岡市の女性（８２）ら３人に「この先ドルが値上がりしてもうけが倍になる。損はしない」などと持ちかけ、取引証拠金として現金計約４４００万円をだまし取った疑い。
ファーストクラブは約４億２０００万円を集めており、同課は、山田容疑者ら幹部の指示による犯行とみて捜査。関係者から「元会長を頂点とする詐欺目的の会社だった」との供述を得て逮捕に踏み切った。
（共同通信） - 8月31日20時49分更新
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