2004年08月30日(月) 02時56分
米司法省、「Web のわな作戦」の成果発表(japan.internet.com)
米司法省 は26日、コンピュータおよびインターネット関連の犯罪一掃を狙った「Web のわな作戦」の成果を発表した。長官の John Ashcroft 氏によると、この夏150名以上の個人が逮捕および有罪判決に至ったという。
Web のわな作戦は6月1日に開始したもので、26日の会見で発表した数名の逮捕をもって、終了を迎えた。全体としては、約350名の個人が主な形のオンライン経済犯罪およびその他のサイバー犯罪で捜査対象となり、103名の逮捕と53名の有罪判決につながった。
「Web のわな作戦は、オンライン詐欺の起訴、ID 窃盗の阻止およびその他のコンピュータ関連犯罪防止のために、これまで行なった中では最も大規模かつ成功をおさめた共同法執行作戦だ」と Ashcroft 氏は述べた。米司法省は前日の25日にも、個人運営の P2P ネットワークを対象とした
家宅捜査を行なったと発表 している。
Ashcroft 氏は26日の会見で、今回の Web のわな作戦により、「インターネット詐欺の国際化が続いていること」が明らかになったと述べた。
会見で示した事案30件の概要のうち、6件は米国外の人物、またはモロッコ、パキスタン、中国、韓国、ルーマニアおよびナイジェリア系の米国市民が関与していた。
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