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今回の調査は、大震災発生時の帰宅困難者をめぐる意識調査として、警視庁と同庁が委嘱した心理学者でつくる「警視庁警備心理学研究会」が三−四月、都内千カ所の事業所責任者と従業員を対象に行い、二千八百五十三人が回答した。
「帰宅困難時に一番困ること」として、全体の72%が「家族の安否の確認手段の確保」と回答。ところが、災害用伝言ダイヤルがあることを知っていた人は38%。このうち使い方を知っているのは33%で、全体ではわずか12・5%だった。
NTT東日本によると、災害用伝言ダイヤルは震度6弱以上の大地震などで被災地への電話がつながりにくくなった際に開設。伝言を全国四カ所に蓄積し、自宅などの加入電話の番号を「暗証番号」にして、伝言を入れたり、聞いたりすることができる。
こうした伝言の録音と再生は、携帯電話からでも可能だ。
昨年九月の北海道十勝沖地震では、全国で延べ約三万七千七百件の利用があったという。
同社広報室は「防災週間に加え、九月から毎月一日に試験的に使えるようにする。今後とも機会をとらえて周知を図りたい」と説明。「忘れてイナイ(171)?」と認知度向上に懸命だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040830/eve_____sya_____002.shtml