2004年08月30日(月) 21時19分
JCB、遅延損害金取り過ぎミス…14年間509人分(読売新聞)
ジェーシービー(JCB)は30日、大学生協で取り次いでいる「大学生協ローン」など分割払いで物品やサービスを購入する6種類の「個品割賦購入あっせん商品」で、1990年5月から2004年6月までの14年間にわたり、顧客が期日までに代金を返済しなかった場合に支払う遅延損害金を取り過ぎていたと発表した。
対象顧客は509人で、取り過ぎた額は計約281万円。
遅延損害金を算定するシステムの設定が誤っていたといい、同社で原因を調べている。1人当たりの取り過ぎ額は最高4万6120円、平均では5526円だった。同社は顧客におわびの文書を送るとともに、取り過ぎた額に年6%の利息をつけた額を返金する。
今年6月、三井住友カードが同様の事例を発表したことを受け、JCBが行った社内調査で判明した。
問い合わせは、電話(0120・921・160)で31日から応じる。
(読売新聞) - 8月30日21時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000412-yom-soci