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暴力行為は、教師や生徒に対するもの、それ以外の人に対するもの、器物損壊の四形態。総数は七百四十四件。小学校が八十五件、高校が百二十六件で、いずれも七件の減。
一方、中学校は五百三十三件で三十件の増。形態別では、教師に対するものが百五十一件で六十九件増加。生徒間は三百六十三件で三十九件増えた。県教委は、教師に対する暴力が急増した背景について「特に指導法を変えたわけでもないので分からない」としている。
中学校では、注意をした教師の腹部を生徒がけり、全治一週間のけがを負わせた例も。小学校では、休み時間に理由もなく女子児童を殴り、あざをつくったなどの例があった。
いじめは、全体で八百八十六件。小学校が二百三十一件で二十五件減ったのに対し、高校は四十九件で十四件増、中学校は六百六件で四十五件の増加となった。
いじめの千人当たりの発生件数は、他都道府県と申告基準が異なる上での比較だが、全国一位だった。
高校でグループの仲間から「学校に来るな」と何度もメールを送られ、不登校になった事例など、メールを利用したいじめも目立ったという。
(大杉 はるか)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20040829/lcl_____tcg_____001.shtml