2004年08月29日(日) 18時55分
道警側代理人が懲戒請求 不正追及の弁護士2人(共同通信)
一連の不正経理問題で北海道警側の代理人を務める斎藤祐三弁護士が、住民訴訟で不正を追及している市川守弘、渡辺達生両弁護士に守秘義務に違反する行為があったなどとして、札幌弁護士会に懲戒請求していたことが29日までに分かった。函館市で開かれた全国市民オンブズマン連絡会議の大会で、市川弁護士が明らかにした。
市川弁護士によると、道警側は(1)裁判前に道警が提出した書面をマスコミに公表したのは、弁護士の守秘義務に違反する(2)「議会と裁判で言うことを変えるなど、道警は二枚舌」などの発言は弁護士としての品位に欠ける−として24日付で懲戒請求した。
市川弁護士は「どちらの根拠も理解に苦しむ。追及を委縮させるための不当な請求だ」と話している。
(共同通信) - 8月29日18時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00000141-kyodo-soci