2004年08月28日(土) 00時00分
“当たる”toto導入へ 売り上げ回復狙い文科省 (東京新聞)
文部科学省は28日、落ち込みが続くサッカーくじ(toto)の売り上げ増のため、当せん確率の高いくじやインターネット販売などを導入する方針を固めた。発売は、現在委託しているりそな銀行との契約が切れる2006年3月以降となる見込み。
totoの収益は五輪のメダル候補らへの助成にも使われるが、本年度は一時停止に追い込まれる事態となっており、文科省はアテネ五輪での日本選手の活躍を背景に、08年の北京五輪に向けて売り上げの回復を目指す。
totoの売り上げは、本格スタートした01年度の約643億円から03年度は約199億円に激減した。運営する日本スポーツ振興センターの調査によると、購入を控える理由のトップは「当せん確率の低さ」だという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040828/fls_____detail__108.shtml