2004年08月28日(土) 11時20分
「放置自転車の処理費用払え」/秋田市で架空請求相次ぐ(秋田魁新報)
放置自転車の処理費支払いを求める架空請求はがきが届いた—との相談が、25日から27日にかけて県警や県生活センター、秋田市消費者センターに計28件寄せられた。
県警などによると、相談者はいずれも秋田市内の住民で、不明の2人を除く26人は「金子」「金田」など名字が「金」から始まっていた。秋田市消費者センターは「電話帳の任意のページを使って集中的に送付したのではないか」とみている。
差出人は東京都内の「NPO法人 廃棄物処理センター」という架空団体で、「1年以上自転車を保管したが、連絡がつかず7月10日に処理した」として、保管費や処理費計4075円を振り込むよう指示。入金しなければ不法投棄扱いとして書類を裁判所に提出すると記している。
同一内容のはがきは都内の住民にも届いており、都内の機関に相談が寄せられているという。
これまでに被害に遭ったとの報告はないが、秋田市消費者センターは「秋田市では、所有者に通知せずに自転車を処分することはない。決して支払わないように」と注意を呼び掛けている。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040828f