2004年08月28日(土) 00時00分
住民基本台帳 大量閲覧を規制へ(朝日新聞・)
倉吉市1日から 申請は1回50件まで 倉吉市の住民基本台帳の閲覧が、9月1日から規制強化されることになった。商業目的などによる大量閲覧に対応するためで、これまでの申請1回100件まで、3カ月の間隔をおく内規を、申請は1回50件までとし、同一人物・団体による申請は次回まで6カ月の期間をあけることに改める。
住民基本台帳法では、市町村長に対して誰でも閲覧を申請できるとしており、結婚調査など不当な目的に当たらない場合は住所や名前、性別、生年月日について閲覧できる。だが、00年に約3700件、01年に約5100件、02年に約9700件と申請件数が急増し、ダイレクトメールなど商業目的と見られる大量閲覧申請があったという。
こうしたことから、市は商業目的の大量閲覧を規制するため事務処理要領に内規強化の趣旨を明らかに示した。長谷川稔市長は「個人情報保護の観点から、閲覧は公的利用以外は全面的に制限されるべきであり、法改正を待ちたい」と話している。
(8/28)
http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=4399
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