2004年08月28日(土) 00時00分
温泉表示 県、市町村長らに文書(朝日新聞・)
表記騒動受けて 温泉豊富な青森の信頼を傷つけないで−−。長野・白骨温泉に端を発した一連の騒動を受けて、県は県内725カ所の温泉施設管理者と66市町村長に、温泉表記の適正化を求める文書を郵送した。県は「青森で同じようなことがあれば一大事」と呼びかけている。
環境省の調査によると、03年3月末現在の県内の温泉湧出(ゆうしゅつ)量は、自噴と動力合わせて毎分185キロリットル。北海道、大分、鹿児島に次ぐ全国4番目の豊富さだ。源泉数も1021と全国7番目だ。
文書では「本県には全国有数の温泉があり、観光振興にも大きく貢献している。消費者からの誤解や疑念を抱くような表記は避けなければなりません」とし、適正表記を要請している。
県生活政策課によると、このところ温泉表記をめぐるトラブルが県内の保健所に数件寄せられているが、「人間関係のトラブルが原因とみられる通報で、いずれもガセネタだった」という。
県では、各保健所が温泉の衛生環境などについて、温泉法に基づく立ち入り調査を随時実施しているとして、独自の調査は行わないという。
(8/28)
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6859
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