2004年08月27日(金) 00時00分
県内温泉入浴剤の使用なし(朝日新聞・)
中間発表 533施設が県に回答 温泉表示が全国的な問題となるなか、県内の宿泊施設や公衆浴場などの温泉施設に県が行っていた調査の中間結果が26日公表された。
営業中とみられる546施設のうち、同日までに回答があった533施設(97・6%)すべてで実際に温泉を使っており、不当に温泉だと表示する不当景品類・不当表示防止法にあたる施設はなく、入浴剤の使用もなかった。残りの13施設は個人経営の小さな施設が多いといい、県では週明けにも最終的な調査結果をまとめる。
調査は、全国各地の温泉施設で、入浴剤の使用や虚偽の温泉表示が問題になったことを受けて県内562の施設を対象に行われた。うち16施設は廃業するなどして営業をしていなかったという。
中間結果によると、施設内の浴場すべてが温泉だったのは407施設(74・5%)。126施設(23・1%)は大浴場など施設内の一部にとどまった。こうした施設ではジャグジーなど一部で温泉を使っていないが、利用者の誤解を招かないように個別に「温泉ではない」と表示しているのは施設にとどまった。
温泉のうち、温泉をそのまま利用するかけ流しは341施設。また、そのままでは熱かったり、成分の濃度が高かったりして入浴には適さないために、水などで薄めているところが188施設、ぬるいために常時温めているのが131施設、季節によって加温するところが30施設だった。
(8/27)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5667
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