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インターネットの掲示板「2ちゃんねる」の管理人が、発信者情報の開示を命じる判決を受けたのに従わないとして、東京地裁(鬼沢友直裁判官)は、開示しない場合は1日あたり3万5000円の制裁金を科す決定を27日までにした。
ジャーナリストの寺沢有氏ら3人の申し立てを認めた。2ちゃんねるで中傷する発言を掲載されたとして、寺沢氏らが発信者情報の開示を求めた訴訟で、東京地裁は5月、プロバイダー法に基づき、発信者のIPアドレスと発信日時の開示を命じた。この判決はそのまま確定したが、管理人が従わないため、寺沢氏らは、金銭の支払いを命じることで、特定の行為を強制する「間接強制」を申し立てていた。
寺沢氏は「2ちゃんねるを相手に訴訟を起こして勝訴しても、泣き寝入りしている人がたくさんいる。そんなことが許されるわけがない」と話している。(08/27 19:26)