2004年08月26日(木) 00時00分
温泉法に基づく許可施設にアンケート調査(朝日新聞・)
湯の峰温泉など有名な温泉地を抱える本宮町は25日、温泉法に基づく許可施設32カ所についてのアンケート結果を公表した。それによると、いずれも許可通りの運営をし、不当表示などの問題はなかったという。
32施設は、旅館、民宿、公衆浴場で、今月中旬にアンケートを送付し、ファクスなどで回答を得た。質問は3項目あり、「県の許可を得た温泉を使っているか」の問いに、全施設が「はい」と答えた。「水を加えているか」の質問には、13施設が温度調節のために水を使っているとした。湯の峰温泉が90度、川湯が73度、渡瀬が50度余とそのままでは入れないためという。
湯を循環させない「かけ流しですか」には28施設が「はい」とし、「いいえ」は2、「一部かけ流し」が2だった。
同町では7月に「つぼ湯」が国内の温泉では初めて世界遺産に登録され、7月の宿泊は対前年比15%、日帰りは50%と観光客が急増していることから、調査を急いだという。松本純一・産業観光課長は「立ち入り調査までしたわけではないが、問題はなかったと考えている」と話している。
(8/26)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=2077
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