2004年08月26日(木) 17時58分
[セキュリティ]アッカ、約34万人の顧客情報流出が発覚(BCN)
今年3月に201人分の顧客情報流出が発覚したアッカ・ネットワークス(坂田好男社長)は8月26日、これら201人分の個人情報を加えて33万9177人分の顧客情報が流出していたことが判明したと発表した。
今回の顧客情報流出は、警察が独自に入手した個人情報についてアッカ・ネットワークスの情報と照合したところ内容が一致することが確認され、情報流出が発覚した。3月に情報流出が発覚した201人分のデータと同様に、氏名、郵便番号、住所、電話番号、申し込み時連絡用メールアドレスなどの情報が含まれていた。警察は情報の入手先を明らかにしていない。
流出した顧客情報は、ADSLの加入を通じて提携ISPであるOCN、@nifty、BIGLOBE、DION、ASAHIネット、So-net、チキチキ、hi-ho、フリービットとその関連ISPなどの顧客情報だった。
アッカ・ネットワークスは、3月25日に201人分の顧客情報流出を発表し全容解明を進めていたが、その最中に、さらに大規模な情報流出が判明したことになる。これに対して坂田社長は、「すべてのお客様に多大な迷惑をおかけしたことをお詫びしたい」と謝罪したうえで、「再発防止に取り組み、顧客と社会の信用を取り戻す」と、今後、このような事態を引き起こさないために情報セキュリティ強化に全力で取り組んでいくとした。
また、情報が流出した個人ユーザーに対する補償については、「今後、ISPと協議して決める」とし、現時点では明確な回答を避けた。
なお、アッカ・ネットワークスではこれら提携ISPのユーザーに対して情報流出に該当するかどうかの問い合わせにホームページ上で応じる。このほか、従来から設置している「お客様問い合わせ窓口」(0120-140-107)でも問い合わせを受付ける。
アッカ・ネットワークス
「情報流出の問い合わせ」
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