2004年08月25日(水) 18時56分
閲覧にパスワード導入へ 年金情報保護対策で社保庁(共同通信)
社会保険庁は25日、年金保険料納付状況などの個人情報を保護するため、コンピューター端末の操作に職員個人を識別するパスワードを導入するなどの対策をまとめた。
小泉純一郎首相ら政治家や女優の情報を職員が業務外で閲覧し、大量処分されたことを受けた措置。7月下旬までは、閲覧用磁気カードが使い回され、操作した職員を特定する仕組みはなかった。
このほか、業務内容に応じて個人に貸与したカードで照会できる範囲を制限するほか、定期的に業務外の閲覧がないかをチェック。外部委託先との契約内容を厳格にし、非常勤職員からは守秘義務に関する誓約書をとるなどとしている。
(共同通信) - 8月25日18時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040825-00000190-kyodo-soci