2004年08月24日(火) 00時00分

県内の温泉施設１３８カ所、入浴剤などの使用なし 県、調査結果を発表 （東京新聞）

　全国で相次いでいる温泉の不当表示の発覚を受け県は二十三日、県内の温泉の調査結果を発表した。利用中の百三十八施設すべてで入浴剤の使用や源泉枯渇に伴う水道水などの使用はなかった。

　県薬務課によると、調査は今月十二日から、廃止施設一カ所を含む百四十一施設に対し、保健所の職員が電話による聞き取り方式で行った。入浴剤や水道水などの使用の有無を確認し、百三十八施設は「使用なし」と回答した。大子町と御前山村で二施設が休止しており、同課は廃止届けを提出するよう指導した。

　温泉法で温泉と定義された県内の源泉は百三十九で、現在は九十八カ所が利用されている。２５度未満が七十四カ所で、２５−４２度は五十六カ所、４２度以上が九カ所となっている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20040824/lcl_____ibg_____002.shtml