2004年08月24日(火) 00時00分
県の温泉立ち入り検査始まる職員が温度計で露天ぶろの湯温を計る=村杉温泉で(朝日新聞・)
温泉の不当表示などが相次いでいることを受けて県は、23日から主要な温泉に立ち入り検査を始めた。阿賀野市大室の村杉温泉には県新発田地域振興局環境センターの職員が訪れ、源泉や各旅館への配湯施設で配管、ポンプなどの状態を確認。公衆浴場や旅館で温泉利用許可の有無や、成分分析表が掲示されているかどうかなどを調べた。
この日の検査では、公衆浴場の共同露天風呂に成分分析表が掲示されていなかった以外に、大きな問題はなかった。
村杉温泉組合の川上博治組合長代理によると、不当表示問題などが全国で発覚した7月以来、利用客から「本当に温泉を使っているのか」という問い合わせが数多く来ているという。川上組合長代理は「成分表の適切な掲示の仕方などが分かった。検査を受けることで、お客様に安心して入ってもらえる」と話した。
県は33温泉地の約530施設について調査し、来月上旬に結果を公表することにしている。
(8/24)
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6419
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