2004年08月24日(火) 13時24分
大衆薬販売の規制強化を 東京で薬害根絶デー行動(共同通信)
サリドマイドやスモンなど市販の医薬品で起きた薬害の教訓を忘れないで−−。全国薬害被害者団体連絡協議会は「薬害根絶デー」の24日、再発防止をうたった厚生労働省の「誓いの碑」を前に、市販薬が薬剤師の十分な指導下で販売されるよう規制強化などを求める要望書を坂口力厚労相に手渡した。
同協議会は、薬害エイズの教訓から碑が建てられた1999年8月24日にちなみ、この日を薬害根絶デーと名付け、毎年行政に要請行動をしている。
要望はほかに(1)医薬品の容器に被害救済制度の案内表示を義務付け(2)被害救済窓口となる「独立行政法人医薬品医療機器総合機構」への十分な人材配置−−など。
国は7月末から大衆薬約350品目を医薬部外品とし、コンビニでの販売を可能にするなど規制緩和を進めている。
(共同通信) - 8月24日13時24分更新
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