2004年08月24日(火) 17時20分
ウェブカメラで覗き見するウイルス(WIRED)
英ソフォス社は23日(現地時間)、パソコンに接続されたウェブカメラを使って、「のぞき見」するウイルスを確認したと
http://www.sophos.com/virusinfo/articles/webcam.html 発表した。『W32/Rbot-GR』と名付けられたワームで、ネットワーク共有によって感染し、トロイの木馬として働く。
インストールされると、コンピューターにバックドアをつくり、ハードディスクは簡単にリモートからアクセスできるようになる。クラッカーはパスワードを盗み出し、ウェブカメラとマイクを使ってのぞき見・盗み聞きができるという。
同社の上級テクノロジー・コンサルタントは「これは、職場では産業スパイに、家庭ではのぞき魔となる。あなたのコンピューターが感染している場合、ウェブカメラを接続すると、カメラに写る様子がのぞき見され、話した言葉も記録される」と警告している。
ウェブカメラは、企業ではテレビ会議、家庭ではビデオチャット用として次第に普及しており、これを狙ったものとみられる。
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(WIRED) - 8月24日17時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000001-wir-sci