2004年08月23日(月) 21時52分
アマメシバ健康食品で呼吸器障害と製薬会社など提訴(読売新聞)
東南アジア原産の植物「アマメシバ」を粉末にした健康食品を服用し、重度の気管支炎になったとして、名古屋市内の70歳代の母親と50歳代の娘が23日、製薬会社「アダプトゲン製薬」(岐阜県山岡町)と、商品紹介記事を雑誌に掲載した「主婦の友社」(東京都千代田区)などを相手取り、計約1億800万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴えによると、母娘は2001年8月、主婦の友社発行の雑誌「健康」で、アマメシバの効用を紹介する記事を読み、同年12月までに300—400グラムを摂取。翌年、気管支炎にかかり、呼吸器機能障害に陥った。2人は身体障害者3級の認定を受け、娘は寝たきり状態になった。
アダプトゲン製薬は「アマメシバは栄養価が高く、評判だった。訴えられ困惑している」、主婦の友社は「訴状を見ておらずコメントできない」としている。
(読売新聞) - 8月23日21時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040823-00000314-yom-soci