2004年08月23日(月) 20時27分
アマメシバ食品で健康被害 1億円の賠償求め提訴(共同通信)
東南アジア原産の野菜「アマメシバ」を粉末にした健康食品を食べて重症の気管支炎になったとして名古屋市の70代と50代の母娘が23日、製造会社と販売会社、食品を紹介した健康雑誌の出版社などに計約1億800万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
アマメシバによる健康被害の訴訟は、鹿児島県内の女性に続き2件目。
訴状などによると、2人は健康雑誌の特集記事を見て食品を購入。母は2001年8月から12月までに計約300グラム、娘は同年9月から12月までに計400グラム摂取した。2人とも02年1月から体の調子を崩し、気管支の先端部が詰まる閉塞(へいそく)性細気管支炎と診断された。
母娘は、製造会社は安全性を欠いた食品を流通させた責任があり、販売会社は危険性を表示せずに販売したと主張。出版社は紹介する食品の安全性の確認を怠ったなどとしてい
(共同通信) - 8月23日20時27分更新
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