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日本郵政公社は、繁華街の郵便局で年内に24時間営業を始める。まずは東京・新橋で、その後、渋谷、新宿など東京都内の数カ所で実施する方針。集客効果が上がれば、東京以外の大都市にも広げる考えだ。郵便業務に限っては、郵便物を集配する大型局に夜間窓口があるが、金融を含めた窓口業務を終日提供するのは初めて。
現金自動出入機(ATM)で扱えない簡易保険金の支払いを含め、郵便、郵便貯金、簡保の窓口サービスを昼間と同様に提供する構想。
郵便局の営業時間は配達を行う局は午後7時、配達しない局は同5時まで。夜間窓口がある局でも、集配ルートの都合で繁華街から離れた幹線道路沿いに多い。利用者のニーズにこたえていないという指摘があった。24時間営業は「待ちの姿勢を、自ら顧客を呼び込む攻めの姿勢に変える戦略の一環」(公社幹部)。
今後は都銀並みにフィナンシャルプランナーが常駐する金融相談窓口を設けた郵便局を住宅街に設置するなど、立地条件に合わせた郵便局作りを進める方針だ。
(08/22 14:15)