2004年08月21日(土) 18時31分
太地町の観光ホテル、温泉利用許可得ず営業 水道水足し湯も−−県が指導 /和歌山(毎日新聞)
太地町の観光ホテルが、温泉法が定めた温泉利用許可を得ずに営業していたことが分かり、県新宮保健所は20日、申請手続きを取るよう指導した。また、ホテル関係者は「他町の源泉から運んだ湯に水道水を足し湯するため、ほとんど水道水になっている時もある」と認めており、県は23日にも立ち入り検査する。
関係者によると、ホテルはパンフレットなどで「天然温泉」と表示。大浴場は平均週3日、本宮町の関係施設の源泉から1日4トンの温泉水を搬入して使用しているが、宿泊客が多い時期は、時間帯によって大部分が水道水になるという。【松田学】
8月21日朝刊
(毎日新聞) - 8月21日18時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000305-mailo-l30