2004年08月21日(土) 16時46分
温泉の虚偽表示問題 「南熱海網代」でHPに「温泉」−−調査結果 /静岡(毎日新聞)
◇熱海市の組合の調査結果
温泉の虚偽表示問題を受け、組合員への調査を進めていた熱海市の熱海温泉ホテル旅館協同組合(鵜沢精一理事長)と南熱海網代温泉旅館協同組合(駒嶺洋理事長)は20日、温泉管理・運用の状況の調査結果をまとめた。「熱海」では偽装表示は見つかっていないが、「南熱海網代」では温泉を使っていないのに、ホームページなどで「温泉」と表記していた施設が見つかった。
「熱海」では、66施設のうち温泉不使用はビジネスホテルの2施設だけで、いずれも「温泉表示」はしておらず、入湯税も徴収していない。「南熱海網代」では、25施設のうち4施設が温泉不使用との報告があったという。このうちの民宿1施設で水道水の沸かし湯に鉱石を使い「鉱石ぶろ」と表示していたため、同協同組合は「誤解を招きかねない」と表示方法を再検討するように求めた。
今回の調査は組合加入施設だけに限られており、非加盟で入湯税の徴収対象になっているホテル・旅館が同市には他に37施設ある。【鈴木道弘】
8月21日朝刊
(毎日新聞) - 8月21日16時46分更新
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